清掃は、「誰かのために」力を尽くす大切な時間。

　毎日１５分間。新川中学校では「無言清掃」を行っています。自分の担当する清掃箇所を見渡して、清掃すべきところはどこかを考える時間でもあります。

　授業は、自分のためにがんばるもの。しかし、清掃は学校生活を送るみんなが、安心して気持ちよく学校生活を送るため。そして、この先も学校をきれいに保つために行います。つまり、「誰かのために」時間を尽くすのが清掃です。

　本館と北館の渡りの壁を一生懸命に磨く生徒がいました。彼らが磨いた壁にはほこりがたっぷりついていました。毎日毎日たわしでこすると、黒かった壁がみるみるうちに真っ白に。「一生懸命に頑張ってきれいになったところを友達や先生が「きれいになったね、すごいね」って言ってくれてとても嬉しい！」と話してくれました。

　朝登校して、授業を受け、給食を食べる。午後は、部活動に励み、下校する。何気ない毎日は、気が付いていないだけで、たくさんの仲間たちのが「思いやり」があって成り立っています。毎日の１５分間にその感謝を込められたら、素敵な幸せの輪が広がることでしょう。

　２年生になって初めての「力だめし杯」が行われ、3教科すべてで満点を取った生徒が表彰されました。日頃の努力の成果が表れた、素晴らしい結果です。

　惜しくも満点には届かなかった生徒たちも、お互いの健闘を称え合っていました。

　今週末からは、いよいよ期末テストが始まります。これまでの学びを生かし、さらによい結果を目指して頑張っていきましょう。

　学校に戻り、解散式を行いました。先生方からの言葉に、無事に全行程を終えた安心感とともに、体験を振り返る時間となりました。自然体験教室の学びを胸に、仲間との絆を深めた喜びを感じていました。

　荷物をまとめ、名残惜しさを感じながらバスへと乗り込みました。郡上の自然と人の温かさに触れた時間は、生徒たちにとって忘れられない思い出となりました。

　お世話になった郡上ヴァカンス村での最後の行事として退村式を行いました。施設の方々への感謝の気持ちを込めてあいさつし、２日間の思い出を胸に村を後にしました。

　２日目は、うどん作りに挑戦しました。粉をこねるところから始まり、生地をのばして切るまでの一連の作業を体験し、自分たちで作る楽しさと食のありがたみを感じることができました。

　清々しい朝の空気の中で、朝の集いを行いました。朝のあいさつやストレッチ体操を通して、気持ちよく一日をスタート。自然の中で迎える朝は、心も体もリフレッシュさせてくれました。

　楽しかった一日が終わり、静かに振り返る時間となりました。自然の中で過ごす夜は普段とは違う特別なもので、仲間との語らいを楽しみながら、明日への期待を胸に眠りにつきました。

　小雨が降る中ではありましたが、生徒によるトーチトワリングが披露されました。練習の成果を見事に発揮し、見る者すべてを魅了する素晴らしい演技に、自然と大きな拍手が沸き起こりました。