学校日記

学んだことをしっかりと身に付けよう1(始業式) 9月3日

公開日
2018/09/03
更新日
2018/09/03

校長だより

「長い夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。今年の夏休みは、大変暑い日が続き、外で十分活動できませんでしたが、皆さんが、事件や事故に巻き込まれたり、大きな病気をしたりすることもなく、本日無事に登校することができ、とてもうれしく思います。
 夏休みには、愛日大会・県大会が開かれました。ソフトボール部、卓球部、吹奏楽部の生徒は愛日大会に、柔道・水泳・バドミントンに取り組む生徒は県大会まで進みました。どの生徒も練習の成果を出し切って、よくがんばることができました。  
 さて、先生は、今年の夏休みに、福島県の富岡町に行きました。そこで、地元の方からお話を聴いたり、町の様子を見学したりしました。富岡町は、7年半前に起こった東日本大震災のとき、地震と津波に襲われました。また、近くにある福島第一原子力発電所から放射能が漏れて、翌日すべての住民が町の外に避難させられました。そして、その後6年間、誰一人として富岡町で暮らすことは許されませんでした。昨年4月に、一部の地域を除いて避難指示が解除され、やっと町に戻れるようになりました。震災当時、1万6000人いた住民が、現在どれだけ戻ってきていると思いますか。平成30年3月1日現在で、3%にも達しません。先生が、町を見渡しても、本当に人がいませんでした。住民が町に帰ってこない理由の一つに、放射能の身体への影響があります。放射能は、福島の人々から大切なものを奪い、人々の生活に大きな影響を与えています。皆さん、エネルギーを原子力発電に頼っていてよいか、ぜひ考えてほしいと思います。
 次に、教育目標に関するお話をします。今年度は、学んだことをしっかりと身に付けることに力を入れています。皆さんの家庭学習の時間が確実に増えており、3年生が4月に行った全国学力・学習状況調査でも、国や県の平均値を大きく上回っており、すばらしいと思います。2学期は、学年ごとに決められた時間をクリアーする人がさらに多くなってほしいです。特に、3年生は、高校入試が近づいています。志望校の合格に向けて、努力を積み重ねてください。本校が2番目に力を入れている生活リズムについては、12時以降に床に入る生徒は減っていますが、7時間以上の睡眠をとる生徒が増えていません。家庭生活では、睡眠と勉強の時間をきちんと確保し、それ以外の時間をどう過ごすか、自分でよく考えて生活してほしいと思います。今お話しした勉強時間と生活リズムに気をつけながら、2学期を過ごしていきましょう。」
 保護者や地域の皆様には、2学期も大変お世話になりますが、春日中学校の教育に対しまして、温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
(写真…帰還困難区域<家に戻ることができない地域。バリケードで囲われています>)