栄養バランスのとれた食事をしよう(朝礼) 6月4日
- 公開日
- 2018/06/04
- 更新日
- 2018/06/04
校長だより
「皆さんは、栄養のバランスを考えて食事をしていますか。栄養バランスと健康は大きなつながりがあります。皆さんは、家庭科の時間にすでに学習していると思いますので、確認をします。私たちが食べたものは、体の中で栄養素として吸収されます。栄養素は、5つありますが、言えますか。たんぱく質・無機質・ビタミン・炭水化物・脂質です。たんぱく質・無機質は、主に体の組織をつくります。ビタミンは、主に体の調子を整えます。炭水化物や脂質は、主にエネルギーになります。どの栄養素も大切な働きがありますので、健康な生活を送るためには、栄養バランスのとれた食事をとることが極めて大切になります。皆さんが学校で食べている給食は、栄養のバランスを十分考えて作られていますし、家庭の食事も、栄養のバランスを考えて作ってくださる場合が多いのではないかと思います。しかし、栄養バランスのとれた食事が用意されても、食べなければ意味がありません。作ってくださった給食センターの方々やご家族に感謝し、バランスよく食べてほしいものです。特に、朝食は、時間がなければ食べることができません。少し早めに起きて、食事をとりたいものです。
皆さんは、中学生ですので、食事をつくる手伝いをしたり、自分で食事をつくったりする力を備えています。特に、部活動が休みの土曜日・日曜日は、作る時間のある人が多いと思いますので、チャレンジしてみましょう。食事を作ることで、栄養バランスのとれた食事をつくる力を身に付けることもできると思います。なお、皆さんが使っている家庭科の教科書には、栄養素のことや食事のつくり方など、参考になることが数多く書かれていますので、ぜひ活用してほしいと思います。これまでの自分の食事を振り返り、問題に気付いた人は、考え、実行に移してください。特に、体調を崩しやすい人は、ビタミンの不足が関係しているかもしれません。野菜をしっかりとってほしいと思います。気付き・考え・実行しましょう。」
ご家庭でも、お子様と一緒に食事を作られたらどうでしょう。栄養バランスのとれた食事について話し合うこともできますし、親子のつながりも深まると思います。よろしくお願いします。