学校日記

東日本大震災を忘れない(朝礼)3月12日

公開日
2018/03/12
更新日
2018/03/12

校長だより

「平成23年3月11日、東日本大震災が起きました。7年前の出来事です。東北地方は、この大地震や津波により、大きな被害を受けました。約40万という多くの家が壊れたり、津波に流されたりしました。福島では原子力発電所が被害を受け、放射性物質がもれてしまいました。また、約1万8千人の方が亡くなったり、行方不明になったりしています。そして、7年たった今でも約7万3千人の方が自分の家を離れ、全国各地で避難生活を送っています。
 被災地の子供たちのことを考えてみましょう。大震災で、大切な命を落とした子供たちがいます。お父さんやお母さんを始め、家族を亡くした子供たちがいます。小中学校が壊れ、今まで通っていた学校に通えなくなった子供たちがいます。家が壊れたり、放射能のために、故郷を離れ、避難生活を送っている子供たちがいます。被災地の子供たちは、大震災により大きな悲しみや苦しみを経験しました。悲しみや苦しみを乗り越えた子供たちも多くいると思いますが、震災から7年たった今でも、悲しみや苦しみはなかなか消えるものではないと思います。
 春日中学校の皆さん、東日本大震災が起こり、多くの人が亡くなったこと、今なお苦しんでいる人がいることを決して忘れてはなりません。大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々が、一日も早く、元の生活にもどられることを願いましょう。
なお、大震災にあわれた方々を励ましたり、助けるために、多くの人々が様々な活動をしてきました。春日中学校でも、生徒会が募金活動に取り組みました。今後も、被災者のために自分たちにできることはないかを考え、気づいたら、考え、実行に移していきましょう。」