学校日記

十分な睡眠をとろう(朝礼)10月16日

公開日
2017/10/16
更新日
2017/10/16

校長だより

 「今日は、「十分な睡眠をとろう」というお話をします。1学期のアンケートによると、7時間以上睡眠をとっている人は39%と、昨年より増加しており、すばらしいと思います。しかし、12時以降に寝ている人はまだ25%おり、昨年とあまり変わっていません。
 睡眠は、食事や運動とともに、皆さんが健康な生活を送るために、とても大切なものです。皆さん、睡眠の役割は何ですか。1学期の朝礼でも話をしましたので復習します。睡眠中には、「成長ホルモン」というホルモンが出ます。この成長ホルモンは、第一に、一日の心や体の疲れをとってくれます。第二に、骨や筋肉をつくり、体を成長させてくれます。第三に、病気になりにくい体を作ってくれます。そして、第四に、学習したことをしっかり覚えさせてくれます。
 しかし、睡眠が浅かったり、夜遅く寝たりすると、成長ホルモンが十分出ず、疲れをとることができません。そのため、次の日は、元気よく過ごせなかったり、体調を崩したりすることになり、学校で勉強や運動に集中することができません。従って、学習内容を理解できなかったり、運動中にけがをすることにつながったりします。ですから、遅くとも12時までには床に入って、ぐっすりと眠り、成長ホルモンが多く出る環境を作りたいものです。
 春日中学校では、毎日7時間睡眠をとることを勧めています。寝る時刻と起きる時刻を同じにして、毎日同じサイクルで生活すると、さらに健康によいと思います。
 例えば、午後11時に寝て、午前6時に起きるとします。そうしたら、帰宅後から午後 11時まで、午前6時から家を出るまでの過ごし方をよく考えてほしいのです。なお、過ごし方については、本当に自分のためになるのかどうかという点から考えてほしいと思います。特に、テレビ・ゲーム・インターネット・メールなどのメディアの利用については、よく考えてほしいと思います。
 皆さんの中で、体調をくずしやすい人は、睡眠に問題があるかもしれません。自分の睡眠を振り返り、問題に気付いた人は、気付き、考え、実行しましょう。」
 本日生徒に話したことは、「生活リズムを整えるための十か条」(ホームページ右下参照)に関することです。ご家庭でも、睡眠について、一度話し合っていただけましたら幸いです。