学校日記

栄養バランスのとれた食事をしよう(朝礼) 6月19日

公開日
2017/06/19
更新日
2017/06/19

校長だより

「今日は、食事に関する話をします。皆さんは、栄養のバランスを考えて食事をしていますか。このことについては、家庭科の時間にすでに学習したと思いますので、復習をしてみます。私たちが食べたものは、体の中で栄養素として吸収されます。栄養素には、たんぱく質・無機質・ビタミン・炭水化物・脂質の5つがあります。たんぱく質・無機質は、主に体の組織をつくります。ビタミンは、主に体の調子を整えます。炭水化物や脂質は、主にエネルギーになります。それぞれの栄養素は、大切な働きをしていますので、健康な生活を送るためには、栄養バランスのとれた食事をとることが大切です。皆さんが学校で食べている給食は、栄養のバランスを考えて作られていますので、残さず食べれば栄養をバランスよくとったことになります。朝食については、その大切さについて何度も勉強していると思います。朝食には、睡眠中に下がった体温を上げ、午前中の活動に必要なエネルギーを補給する大切な役割があります。従って、朝ごはんをしっかり食べれば、学校で学習に集中して取り組むすることができますので、学習内容も理解しやすくなります。ただ、朝ごはんをしっかりと食べるには、少し早く起きる必要があります。
皆さんは、家庭で食事を作りますか。食事を作ることで、栄養バランスのとれた食事をつくる力を身に付けることができます。食事をつくる手伝いをしたり、自分で食事をつくったりしてみましょう。皆さんは中学生ですから、十分できる力があると思います。なお、皆さんが使っている家庭科の教科書には、今話をした栄養素のことや食事のつくり方など、参考になることが数多く書かれていますので、手元において何度も見てほしいと思います。これまでの自分の食事を振り返り、問題に気付いた人は、考え、実行に移してください。気付き・考え・実行しましょう。」
ご家庭でも、栄養バランスのとれた食事と健康について話し合っていただくとともに、お子様がご家庭でバランスのとれた食事をとれますよう、よろしくお願いします。