学校日記

東日本大震災を忘れない(朝礼)3月6日

公開日
2017/03/06
更新日
2017/03/06

校長だより

「6年前の平成23年3月11日、東日本大震災が起きました。東北地方は、この大地震や津波により、大きな被害を受けました。約40万という多くの家が壊れたり、津波に流されたりしました。福島では原子力発電所が被害を受け、放射性物質がもれてしまいました。また、約18000人の方が亡くなったり、行方不明になったりしています。そして、6年たった今でも約12万人が、自分の家を離れ、避難生活を送っています。先生は、昨年の夏、奇跡の一本松で有名な岩手県の陸前高田市に行きました。そこで、地震や津波で被害にあったところを見たり、地元の方からお話を聞いたりしました。改めて、地震の怖さを感じるとともに、まだまだ、困っている人が多いと感じました。また、街を人が住めるようにしたり、堤防を造ったりする工事が懸命に進められていました。先日、その堤防が完成したというニュースを耳にし、とてもうれしい気持ちになりました。震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一日も早く人々が暮らせる街にもどることを願ってやみません。春日中学校の皆さん、東日本大震災が起こり、多くの人が亡くなったこと、今なお苦しんでいる人がいることを忘れないでください。また、震災にあわれた方々のために、多くの人々が活動をしています。春日中学校の皆さんも、自分にできることはないかを考え、気づいたら、考え、実行に移してください。」(写真…陸前高田市<上…奇跡の一本松、中…被害にあった中学校、下…堤防工事>平成27年8月)