９月７日、８日、１４日に男子バスケットボール部の新人戦が本校で行われました。

　予選リーグでは、春日中と師勝中と対戦しました。２試合とも序盤から攻守ともに相手を圧倒し、着実にリードを広げて、終始、西枇中のペースで試合を進めることができました。また、試合の後半には１年生も出場するなど、ベンチ入りした全員が試合に出場し、２試合と勝利して予選１位で決勝トーナメントに進出することができました。

　準決勝の相手は白木中でした。試合は、相手の白木中の気迫のこもったプレーと緊張が重なり、思うよう力が発揮できず、前半２６−２８とリードされて折り返しました。ハーフタイムには、逆転するために選手同士で確認する場面や、サブのメンバーが声かけをする場面が見られました。そして、後半に入ると動きがよくなり、あっという間に逆転しリードを広げ、６４−３８で勝利し決勝に進出することができました。

　決勝の相手は新川中。新川中は、引退した３年生が春の大会と夏の大会で、非常に悔しい敗戦をした相手。また、新川中のスタメンの１人とは、３月まで西枇中で同じ仲間としてともに練習をしていたということもあり、絶対に負けたくないという気持ちで選手たちは試合に臨みました。試合は、準決勝とはちがい、序盤から攻守の切り替えがスムーズで、リードをして前半を終えることができました。しかし、前半で足をつる選手が続出し、後半は選手を交代させながら進めていく展開になりました。そんな苦しい状況にもかかわらず、交代で入った選手が決勝という大舞台で大いに力を発揮し、さらにリードを広げることができ、７５−３８で勝利し優勝することができました。

　新チーム発足から、優勝を目指し、練習を重ねてきました。優勝したことで、地区内の他の学校からの目標になります。君たちが「よき目標」となるよう、部活動での活躍だけではなく、さまざまな場面での活躍や行動が大切になってきます。そして、君たちもこの優勝に満足することなく、もっと高い目標に向けて何をすべきか考えていきましょう。大会中にもありましたが、君たちは、自分たちで課題を見つけてそれを解決することができるチームです。これからもその姿勢で、より強いチームにしていきましょう。

　最後に、保護者の皆様、連日の応援や朝早くからの送り出し、お弁当の準備等ありがとうございました。今後とも、男子バスケットボール部の活動に、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。