悲しい現実・・・
- 公開日
- 2012/10/17
- 更新日
- 2012/10/17
コラム
北館1F男子トイレの個室の状況。トイレットペーパーホルダーが破壊されていた現実。現場を見たときの何とも言えない悲しい感情。なぜ・・・。2学期が始まり、進路に向けた学習、部活動、体育大会、合唱練習と、様々な場面で生き生きと活躍をする生徒の皆さんがいます。しかし、気が付くと校内のいろいろなものが老朽化とともに壊れたり、不自然に壊れたりしている現実があります。物を大切にすることは人を大切にすることに繋がり、人を大切にすることは自分の命を大切にすることに繋がるものだと思います。今、「いじめ」の問題が騒がれています。自分を大切にし、自分のことのように人を大切にし、自分の物のように身の回りの物を大切にする。そういった「人として」の生き方とじっくりと向き合っていかなければならないですね。
学校で物が壊れると、掃除の時間に2年生の男子の有志数名がボランティアで修繕に取り組んでくれています。当初、3名でスタートした活動が今では10名ほどになり、日々悲しい現実と向き合いながら、美しい環境・落ち着いた環境・安心安全な環境作りに汗を流してくれています。振り返ればこの活動も3年生の男子のボランティア活動から始まったものでした。進路を目前に控え、3年生から2年生にバトンタッチして、よりよい学校創りに向けた素晴らしい活動になっています。
今一度、自分たちの学校を愛する心を見つめてみましょう。今一度、心を大切にする生き方を見つめてみましょう。
※今回のトイレの修繕は、部品が入手され次第、ボランティアの生徒の皆さんと直します。