学校日記

1年生 情報モラル講座

公開日
2011/05/17
更新日
2011/05/17

学年

 先日、本校の1、2年生を対象に、携帯電話やコンピュータの利用に関するアンケート調査を実施したところ、1年生で30%、2年生で60%近い生徒が携帯電話を持っていることがわかりました。また、ネット被害に遭った経験について聞いたところ、すでに何名かの生徒が被害に遭っていることも判明しました。こうしたことは、本校において情報モラル教育が喫緊の課題であることを示しています。
 本日午後、岐阜聖徳学園大学教授の石原一彦先生をお招きして、1年生を対象とした情報モラル講座を開催しました。初めに、『友だちのネットいじめ』という資料を基に、自分が主人公ならどうするか話し合いました。何名かの生徒が、自分の考えを発表し、ネットいじめについて課題意識を共有することができました。引き続き、石原先生から、情報社会の特性や問題について説明を聞き、問題が発生したらどうすればよいか教えていただきました。
 その後、場所を会議室に移して開催した保護者対象の情報モラル講座には22名の方に参加していただき、石原先生から情報モラルと家庭の役割についてお話を聞きました。先生は、家庭でルールを作ることの大切さに触れられ、
 ・ ルールは携帯電話を与える前に決めること。
 ・ ルールを決める話し合いのプロセスが大切であること。
 ・ ルールを決めたら終わりではない。そこがスタートであること。
の3点を強調されました。学校と家庭が連携し、生徒を被害者にも加害者にもしない、との決意を固めるいい機会となりました。