学校日記

学校保健委員会を行いました

公開日
2011/06/28
更新日
2011/06/28

学校生活

 6月27日(月)の5・6限に学校保健委員会を行いました。今年度のテーマを「自分も相手も大切に・・・〜コミュニケーションについて考えよう〜」とし,講師にハートマッスルジムの塾長である桑原規歌先生をお招きし,心理学や脳科学の視点から考えるコミュニケーションについての話を伺いました。

〜講演会から〜
 人は,「思い込み」で物事や人を見ると,その部分だけが拡大して見える。反対に,思い込んでいることと反対の情報は,脳が削除してしまうので見えなくなるという,人間の脳のしくみがある。私たちが日常生活のなかで物事,人に対して思うことや感情は,「真実」ではなく,私たちの脳が作った「イメージ」であり,私たちはこれに苦しんでいる。 また,コミュニケーションの基本は安心安全の信頼関係がなければ,どんなに正しいことを言っても,相手がこちらの思いを受け取ってはもらえない。ペーシング(相手の内面や状態に合わせること)が信頼関係を作る第1歩であること。コミュニケーションのタイプも種類があり,自分や相手のタイプを知り,自分とは違うタイプがあるということを理解することにより,コミュニケーションにゆとりが生まれる。

 講師の先生は元養護教諭。勤務されていた中学校のエピソードや,ゲームを取り入れながらの楽しい講演会となりました。

学校保健委員会では,保健委員会から「コミュニケーションに関するアンケート」の結果報告も行いました。アンケート結果や,講演会の感想などは,後日きずなでお知らせします。