「トイレの神様」より
- 公開日
- 2011/06/10
- 更新日
- 2011/06/10
コラム
本日の3時間目,1年D組の道徳の時間に「トイレの神様」(植村花菜)を資料にした授業が行われました。作者が幼少の頃,隣家の祖母と共に暮らしていた思い出を回顧し,自身の成長とともに変化していく祖母に対する心情を描いた作品です。楽曲を聴きながら歌詞を読み,共感した場面を学級で共有し合いながら,亡き祖母の言葉と心情に迫る授業展開でした。家族愛と家族の絆を題材にした道徳の授業に,生徒の皆さんがとても真剣に意見活発に取り組んでいた姿が印象的でした。「トイレの神様」の歌詞の最後には「ありがとう」というたった5文字のひらがなの世界で一番美しい言葉が書かれています。この授業の最後には,この「ありがとう」の言葉から作者の祖母に対する想いについて,深く見つめ,考えをまとめていました。