学校日記

学校給食週間が始まりました

公開日
2009/01/27
更新日
2009/01/27

行事

 26日(月)から、学校給食週間が始まりました。第二次世界大戦後、日本は貧しくおなかをすかせている子どもたちがたくさんいました。そんな子どもたちが栄養をとることができるようにと、アメリカから食べ物が送られて給食が始まりました。これを記念して、毎年1月24日から1週間を学校給食週間とし、学校給食の行事が行われるようになりました。
 清須市でも、市内でとれた野菜をたくさん使って、愛知の郷土料理や特産物などを取り入れた給食を作ります。みなさんにおいしい給食を食べてほしいという思いを込めて、農家の方が一生懸命野菜を育ててくださいました。感謝の気持ちをもって、しっかり給食を食べましょう。
 
 さて、昨日の給食は昭和30年頃に給食で食べられていたおかずでした。「クジラの竜田揚げ」と「すいとん汁」です。クジラを初めて食べた人もいたことでしょう。日本では昔からクジラがよく食べられてきました。その歴史は古く、縄文時代から食べられていたと考えられています。クジラは、第二次世界大戦後の食べ物が大変不足していた時代に、貴重なタンパク源とし日本人を助けてくれました。クジラをお店で売っているのを見たことがある人は、少ないと思います。クジラは絶滅が心配されるようになったので、調査するために必要なだけしか捕ることができません。みなさんが食べたクジラの肉も調査のために捕られたもので、現在では大変貴重なものです。