黒松日記17 「68回目原爆の日 広島・春日から平和を祈る」
- 公開日
- 2013/08/06
- 更新日
- 2013/08/06
黒松日記
8月6日(火)
今から68年前、昭和20年(1945年)8月6日、午前8時15分、世界で初めて原子爆弾が広島に投下され、その年の12月までに約14万人が亡くなりました。その頃、わたし(黒松)がいるこの春日の方でも、3月ごろから空襲が激しくなり、名古屋市を中心に13万戸以上の家屋が被災し、8000人近くの人が亡くなり、10000人以上の人が負傷しました。わたしは、爆弾が落ちてくる音と同時に、南の方(名古屋の方角)の空が赤く染まってくるのを何度も見ました。そして、わたしも、焼けて亡くなってしまうかもしれないと思っていました。わたしは、ずいぶん後になって、松仲間の風のたよりで広島の原爆のことを知りました。その時、ただただ恐ろしかったことを思い出しました。
今日、「広島平和学習」に参加している児童が、広島平和記念式典に参列しています。きっと、原子爆弾の恐ろしさと平和の大切さを学んでくることと思います。
わたしは、広島の原爆ドームを見たことがありません。でも、この建物が訴えようとしている「核廃絶・平和への願い」を、わたしも語り継いでいきたいと思います。