黒松日記11 「失敗は成功のもと」
- 公開日
- 2013/06/09
- 更新日
- 2013/06/09
黒松日記
6月7日(金) 晴
昨日(6日)朝、5年生が野外教育活動に出発し、今日、元気に帰ってきました。
出発前、緊張感とうれしさで興奮していた子どもたちでしたが、帰ってきた時は疲れた様子もありますが、2日間の野外教育活動で、ちょっぴり成長してたくましくなったように見えました。これは、わたし(黒松)だけの感想ではなく、5年生のお家の方もそう思われたのではないでしょうか。
5年生が学校に到着後、運動場で解散式が行われました。そこで、山田英彦校長から5年生に、「皆さんは、この2日間の野外教育活動で、いろいろ失敗もしたでしょう。また、失敗したことで、こうすればよかったとか、ここがいけなかったとか、考えたはずです。失敗したっていいのです。失敗するからこそ学べるのです。」という内容のお話がありました。わたしは、とっても良い話だと思って聞いていました。
日本の「ことわざ」の中に、「失敗は成功のもと」というのがあります。「失敗することによって、成功が得られる。」というような意味です。同じような意味のことわざでは、「失敗は成功の母」・「人間万事塞翁が馬」・「雨降って地固まる」「けがの功名」・「転んでもタダでは起きない」などなど、たくさんあります。
失敗を恐れて挑戦しないことは、よくないことだと思います。それよりも、挑戦して失敗した時に、「失敗した原因を自分自身がきちんと認め反省すること」と、「同じ失敗を繰り返さないように心がけるとともに、新たな策(改善策)を考え実行すること」が大切だと思います。そうすることで、人は学び成長するのです。これを、わたしのような樹木(植物)や動物は、ずっと昔からしてきた大切なことなのです。だから、今、現在のわたしたちがあるのです。